ウラニワ

COMIC

主千枝と足立さんまんが


~以下、「セイギのミカタ」無配より抜粋した本のあとがき部分です。~

転生イベントで、足立だけが普通じゃなかったんじゃない
といったニュアンスの話をしてくれたときからずっと足千枝の可能性を見出し続けてました。
勉強したいって思ったのも、少なからず足立の影響を受けてるといいな!みたいな!
テストの後は雪子といつも答え合わせをしていたし、
本当にわからないまま終わるのが一番嫌なんだろうなあ~と…あと主人公にとっての足立はただ事件の真犯人、ってだけじゃなくって
コミュを通して人となりを知っていった、個人でもあったけど、
特捜隊という括りで見ればそれはもう敵の立場でしかなかったわけですよね。
だからこそ、あの時千枝ちゃんが足立のことをああいうふうに思っていてくれたことが知れたのは
嬉しかったんじゃないのかなあ…
私は彼女なりに見ていてくれたことが、すごく救いになりました。

最後の千枝ちゃんのセリフは聞いたことない人もいるかもしれないので念のため
あれは黄泉比良坂でみんなと会話を選んだ時に話してくれるセリフです。
わからないってゴネるだけじゃなくって、ちゃんと理解したい、分かりたいって意志があって、
考える力を持ってる千枝ちゃんはすごく強い子だなあ。

もともと、警察はあてにならないからって結成した特別捜査隊の中から
警察になりたいって子が出てきたのって、すごいことだと思います。
あまつさえこんな不祥事目の当たりにして普通なら落胆するところなのに、
ああやって将来見据えてくれて、ほんとによかったです。